竹富島と台風の切っても切れない関係

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photo credit: NASA Goddard Photo and Video via photopin cc

竹富島は台風銀座の只中にある

星のや竹富島に行くことにしてから、普段あまり気にしないことも自分のアンテナに引っかかるようになります。
その一つが台風関連のニュースです。

私は日本国内の中でもそれほど台風被害の多くない地域に住んでいるせいか、いままでは台風のニュースも右から左へ素通りでした。
なんか大雨で大変そうだな、とか、突風でイベントのテントが飛んじゃって、カールじいさんみたいだな、とか。
でも、その台風が、旅行の日程や身の安全に多大な影響を及ぼすとなると、とたんに気になり始めます。
よくあるニュースが、飛行機が欠航になり、空港で途方に暮れる人々を取材したもの。
楽しいはずの旅行が、こんなことになってしまって、残念ですねと言いつつも、心のなかで「ざまあみろ」とほくそ笑んでいるかのようなリポーター。そんな光景とは全く無関係の生活をしていたものの、いざ竹富島に行くとなれば話は別。
自分も空港で夜を明かす人々、ワンオブ・ザ・ベリーピティーピープルになってしまう可能性もあるわけです。

竹富島周辺にかぎらず、台風情報はこんなにある

となれば、情報収集しか無い、という訳で沖縄にやって来る台風ってどんな感じなのか調べてみたんです。
台風情報で最も気になるのは、自分が竹富島に行く、もしくは竹富島から帰ってくる時期は台風の発生が多いのか、少ないのか。
そこでこんなサイトを見つけました。

気象庁 沖縄地方への台風接近数

もっとも信頼できます、ハイ。
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/accession/okinawa.html

気象庁 台風経路図2013

右上のドロップダウンリストから台風を選ぶとその経路が表示されます。
2013年は23号や12号が、われらが竹富島付近、八重山諸島付近に猛威を振るっている様子がわかります。
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/route_map/bstv2013.html

沖縄台風情報

ちょっとアフィリエイト臭が強めです
http://island-fish.com/taifuu.html

ここで、竹富島、八重山諸島の地理上の位置関係を再確認したり。
本州よりも、台湾、上海、マカオ、マニラの方が近いんですから、ため息も出ちゃいますよ。

大きな地図で見る

台風関連の超マニアック情報

基準風速とは

建築基準法施行令第87条第2項関連
〈平成12年建設省告示第1454号「Eの数値を算出する方法並びにV0及び風力係数の数値を定める件」より〉)
※各地域毎に、平均的な地形の地上の高さ10mにおける50年に1度の確率で発生する年最大風速をいう
※Vo : その地方における過去の台風の記録に基づき風害の程度その他の風の性状に応じて30m/秒から46m/秒までの範囲内において国土交通大臣が定める風速

東京23区では34m/sですが、沖縄県全域は46m/sと指定されていて、発生するであろう暴風の威力も全然違うというわけです。
まあ、まわりは海で、なにも遮るものがないので致し方ありません。
逆に、台風に備えるために、竹富島では建物の高さは平屋にすることで低く抑えられ、屋根は瓦を漆喰で固めて飛ばされにくくしています。家の周りを囲むサンゴで出来た石垣やフクギなどで作られた生け垣も、風を防ぐ役割があります。
昔から、自然の猛威には逆らうのではなく、やり過ごすための知恵や工夫があったわけです。

竹富島旅行期間中に実際台風が来てしまった時の対処法について

竹富島の滞在中に台風が来てしまったら

宿でおとなしくしているのが基本。
アナログ的解決手法の王道、文庫本の一冊も持っていく。
デジタルな解決法も、今や当たり前。
その最右翼がタブレット端末です。
iPadに映画、ドラマをダウンロードしておくもしくは録画データを転送しておく。
ドラッグアンドドロップでさまざまなフォーマットの動画を見られるアプリが便利です。
ドラッグアンドドロップといっても、基本的にはitune経由なので、アンドロイド端末のようには行きません。

「comicglass」という漫画閲覧アプリが最強ではないかと。

iPadに漫画データを入れておくと、何十冊でも入るので大変便利。
zip形式で転送しても読めるのが大変便利なんですよ。
iPadなら見開き表示でも快適に読めるので大変オススメ。

SDカードのデータを無線で転送できるアイテムを持っていれば、上記の動画、漫画データが本体のデータ容量を圧迫しませんし、旅行中に撮った写真をiPadの大画面で見られるので、暇つぶしにも最適。

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無線LANルーターと無線ストレージが一体になっているので、この1台でインターネットも楽しめるし、画像や動画も転送できて大活躍するというわけです。32GBのSDカードも最近は2000円程度で買えますから、動画用、漫画用とカードを使い分けても良さそうです。
ハードディスクも良いのですが、SDカードのメリットはやはり、軽さと手軽さ。デジカメ用としても使えるので、こういった無線ストレージとの相性は抜群です。
また、無線ストレージは台風の時の暇つぶしにかぎらず、日常生活でも活用できますから、コストパフォーマンスも抜群と言えます。

竹富島への往路、竹富島からの復路の飛行機が台風のせいで欠航になりそうなとき

往路での欠航が決まれば、残念ながら旅行の日程は大幅に変更しなければなりません。
往路での欠航の場合、基本的に旅行はキャンセルとなることが多いです。
この場合は、催行が不可能となったわけですからキャンセル料はかからないのが通例です。
心配な場合は、旅行会社、もしくは航空会社に確認しておきましょう。

ただし、台風が接近していて、欠航になりそうだからといってまだ決定してもいないうちにキャンセルする場合は、完全に自己都合となるので所定のキャンセル料が発生しますから、要注意です。

帰りの便で欠航が決まった場合、空港に問い合わせるよりも、空港に直接おもむいて振替便のチケットを入手するのが得策です。
ただし、欠航が決まるまでは空港に行っても仕方がないので、迷うところ。
つとめて情報収集を心掛けましょう。
場合によっては、代替便が翌日に持ち越されることもあり、その場合の宿泊費は自腹です。

また、そんなときのための保険も存在します。
ジェイアイ傷害火災保険
国内旅行保険 飛行機欠航プラン(宿泊費1万円)

旅行代理店で通常取り扱いがあると思いますので、パック旅行で竹富島に行くような場合、一緒に申し込んでも良さそうです。
たしか、800円かそこらだったと思います。意外と手軽です。

そもそも竹富島に行くんだから、台風に遭遇することを想定しておく

竹富島に持っていくべき装備品

・モバイルバッテリー

台風に遭遇しそうな場合、携帯やスマホでの情報収集は必須となりますが、電池が切れてしまえばタダの電子部品の固まり。充電装置は必須です。モバイルバッテリーと呼ばれる携帯端末用充電池市場は大変活況ですが、玉石混交の様相を呈しており、こんなときこそ信頼出来るメーカーの電池が必要です。
携帯、スマホ、iPadと、充電すべき端末は色々ありますが、iPadなどのタブレット系の端末は、モバイルバッテリーの出力が足りず、充電できない商品もあります。
購入の際は、しっかりとした出力を確保できるものを選ぶべきでしょう。

・雨カッパ

レインコートと言いたいところですが、台風の只中をうろつくことは危険きわまりないので、あくまでかさの代わりといったイメージのカッパがあればいいのですから、ここはズバリ、100円ショップで調達できるもので充分でしょう。

・ジップロック少々(サイズバリエーションをやや多めで)

これは携帯やスマホなどの電子機器を水濡れから守る、いわばモバイル端末用の雨カッパとでも言いましょうか。非常用の備えですね、これも。小物を収納するのにも便利ですので、旅行用でまとめて何サイズか買っておくと良いと思います。もちろんこれも、本物のジップロックである必要がなく、100円ショップのジップロック風のやつで充分です。同じサイズで、入っている枚数が違うのは、素材の厚みの違いです。ここは贅沢に、厚いタイプを選ぶほうが良いでしょう。普段の入浴の際も、スマホが濡れること無く、メールやネットが楽しめちゃいます。

竹富島で台風直撃を喰らった時の結論

・備えあれば憂いなし

最悪の事態、という程でもないにしろ、ある程度のことを想定して装備を整えておく。

・思い切って保険に入る。

あとで「入っときゃよかった」と思うのが、保険というもの。その一方で「入っといて良かった」と思うの保険。
海外へ行くときは必ず入るのに、国内旅行で入らない理由は何なのか。
僅かな出費なので心の健康のために、ポチッと加入すべし。

・時には諦めも肝心

沖縄地方は台風銀座。旅行に来て台風に出くわしたらむしろ、竹富島、八重山諸島の本来の姿を味わえてラッキーくらいに考えましょう。
地元の住民の方がどんなふうに台風に備えるのか、どうして過ごすのか、聞いてみるのもいいんじゃないですかね。
じたばたしても、台風の進行速度は急激にスピードアップしたりしませんので、のんびりしてください。
それが、南国時間てやつですよ。

・星のや竹富島に頼る

台風直撃でどうしようもない時、きっと星のや竹富島なら何か素敵な対策が講じられるはずだ!と密かに期待して見るのも良いと思います。
こればかりは、そうなってみないとわかりませんが、私が訪れるときは、極力、台風のご来訪はご遠慮願いたい!!!と切に願うのであります。