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この記事の中身は・・・
レンタサイクルは主要アクティビティの一つです
▲部屋に備え付けのアクティビティガイドにも、こうしてしっかりと掲載されています。
星のや竹富島は、集落からも、港からも歩けるには歩けるけど、ちょっと遠いなって位置にあるので、自転車は本当にありがたい移動手段です。
もちろんですが、星のや竹富島の敷地内から乗って出かけられます。
予約さえしておけば、利用は無料
上の画像ではよく見えないかもしれませんが、星のや竹富島の宿泊客ならレンタル料は無料。
竹富島の集落で自転車を借りると一時間300円位するので、地味に助かります。
過去の記事「星のや竹富島のサービスに驚く なんとレンタサイクルが無料なんだってさ」にもあるように、宿泊の際に一緒に予約してしまうのが一番です。
全日程をとりあえず押さえておいて、もし乗らないようならキャンセルするといいでしょう。
ただし、結構利用する人が多いので、キャンセルの連絡もきっちりとしないと、乗りたいのに乗れない人が出てきちゃいます。
自転車は案内パンフにも載っていないところにひっそりとしまってある
いざ、自転車に乗って出かけようって時に、いままで行ったことのない自転車置き場に案内されます。
しかも、そこはパンフレットにも書いていない秘密の場所。
まあ、実際はレセプションのすぐ横なので、歩いて30秒くらいで到着しますが、最初はドキドキしますよ。
▼このへんにあります。
オススメ自転車はビーチクルーザーだ
▼自転車プールはこんな様子です。
子供を乗せられるママチャリあり、フツウのママチャリタイプあり、タイヤが細めのクロスバイクあり、と結構種類がありますが、中でもオススメは、ズバリ、ビーチクルーザーです。
ビーチクルーザーっていうのは、冒頭の画像がそうなんですが(星のや竹富島のビーチクルーザーではないのでご注意を)、タイヤが太くて、舗装された道の少ない竹富島をウロウロするにはうってつけの自転車なんです。
タイヤが細いと、砂にハンドルを取られやすい感覚、わかりますか?
それがかなり軽減されて、ストレス無くサイクリングできるんです。
ただ、ちょっと気になるのは、自転車が野ざらし、雨ざらしで保管されているというところ。
毎日簡単な掃除やメンテナンスはしているようですが、竹富島はいかんせん、雨が良く降ります。
実際私が借りた時も、ハンドルやサドルに水が染みていて、ただで借りておいて文句をいうのもなんですが、快適性はいまひとつ。
高級リゾートなんですから、自転車もせめて屋根くらいかかっているところに置いてほしいなあ、と思いました。
ブレーキは右(前輪)のみ
イチオシのビーチクルーザーはブレーキングに特徴があります。
▼ハンドルをよく見ると、右手にしかブレーキがありません!
右手、つまり前タイヤのブレーキしか掛けられないのでしょうか?
ペダリングで後輪にブレーキをかける!
しかしご安心ください。
画像だけではよくわかりませんが、ビーチクルーザーってのは、ペダルを逆回転させることで後輪がじわじわとロックされる(ブレーキが掛かる)仕組みになっているんです。
言葉ではあまり良くわからないのですが、動画で参考になりそうなものを見つけたので、参考にしてみてください。
ちなみにこの動画の自転車は、前ブレーキもないので、行動を走ると違法になっちゃうようです。
良い子のみんなは真似しないでね(笑)
施錠不要!なぜなら、盗る人がいないから!!
借りるときとくに案内もないのですが、自転車といえば、カギを掛けなきゃって思いますよね。
でも、それらしいものは自転車のどこを見ても見当たりません。
気になって聞いてみると、「盗んでも島の外には持ち出せないし、そもそも盗るような人がいないから施錠不要です」という、なんとも和む返事が。
なんか、人間を見たことのないアホウドリが、人間に乱獲されて絶滅寸前まで追い込まれたような、そんなことを思い出しました。
まあ、平和でなにより、鍵をかけずに自転車を止めるなんて、最初はちょっとドキドキしますよ。
ライトが無いのは明るいうちに返してねというメッセージ
星のや竹富島で借りる自転車には、カギも付いてなければ、ライトもついていません。
最初のアクティビティ案内に、レンタルできる時間帯は「日の出から日の入りまで」という、これまた素敵な時間設定がされています。
実際、竹富島の夜は暗いです。真っ暗。
特に星のや竹富島へ通じる道は、まったく外灯もなく漆黒で暗黒でダークネスです。
下手な懐中電灯だけでも、こわくて往来できないくらいです。
ライトがついていないのは、素直に明るいうちに帰って来い、というメッセージなのです。
ちなみに、予約の時に、夜はハブが出るおそれがあるので自転車で行動しないでください、とも言われました。
ハブは大げさか、とも思いましたが、竹富島は「ザ・南国」。
あまりチャレンジせずに、明るいうちに星のや竹富島に戻りましょう。