竹富島のムーヤマ(六嶽、六山)とは?

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Photo credit: ippei + janine / Foter / CC BY

竹富島には「ムーヤマ」と呼ばれる6つの御嶽があります。

「竹富島の28の御嶽」の記事にある、
①波座間御嶽
②仲筋御嶽
③幸本御嶽
④久間原御嶽
⑤花城御嶽
⑥波利若御嶽
の6つの御嶽はそれぞれ、

波座間御嶽「ハサマオン」
仲筋御嶽「サージオン」
幸本御嶽「コントゥオン」
久間原御嶽「クマーラオン」
花城御嶽「ハナックオン」
波利若御嶽「バイヤーオン」
と、島の人々に呼ばれています。

そしてそれぞれの御嶽は、1713年に編纂された「琉球国由来記」に記録されている、6人の酋長が祀られているといいます。

波座間御嶽「ハサマオン」には、屋久島から来た「根原カミトノ」
仲筋御嶽「サージオン」には、沖縄本島から来た「アラシハナカサナリ」
幸本御嶽「コントゥオン」には、久米島から来た「幸本フシカワラ」
久間原御嶽「クマーラオン」には、沖縄本島から来た「久間原ハツ」
花城御嶽「ハナックオン」には、沖縄本島から来た「タカネトノ」
波利若御嶽「バイヤーオン」には、徳之島から来た「塩川トノ」

らが、それぞれ初めて竹富島に渡ってきたと言われ、出身地はさまざまですが、6人は同世代であり、同時期に渡ってきたとされています。
そして、6人はスムーズに打ち解け、力を合わせて竹富島の発展に力を尽くしたと言われています。
琉球を舞台にしたベストセラー小説、「テンペスト」の著者である池永永一氏の「統ばる島」の中に六賢老女がでてくるくだりがあり、竹富島の年中行事の最重要の祭りである「種子取祭(タナドゥイ)」で奉納される芸能のうち、最重要演目の演者を、神のご信託で決める場面があります。
これは、上に書いた、竹富島の6大御嶽の成り立ちに着想を得ているものと思います。

竹富島の伝説は、人々を虜にしてしまう、魅力、神秘性がありますね。